哲学エヴァンジェリスト高橋聡の読書へのいざない

このブログでは、私が読んだ本のどういう点があなたに役立つかを明らかにします。 コメントは、気軽にいただければ幸いです。あなたのコメントは、私の糧になります。私のコメントはあなたの糧になります。 哲学エヴァンジェリスト 高橋聡

カテゴリ: > 歴史哲学

こんばんは!

 

草の根平和推進者 平高橋聡です。

 

今日はあなたに儒教の教典からメッセージをお伝えしましょう。


 

 

『春秋左氏伝』隠公十一年

//

礼は、国家を秩序づけ、
社稷を安定させ、
民・人を序列づけ、
後嗣に福利を残すものである。
相手の徳を見て処置を決め、
自分の力に応じて事を行い、
時の変化に応じた対策をとって、
子孫に累を残さない。
これは礼を知るものと申せよう。 

//   岩波文庫 小倉芳彦訳

 

では、さっそくメッセージを取り出しましょう。

 

 

礼儀が結局、国家を秩序づけるのです。

礼儀が社会の正しさというものを安定させ、

民と人の並び順を決めます。

そして、そのことが後々の子孫の得になることです。

あなたは相手が持つ徳に応じて、

その対処法を決めましょう。

自分の力や徳に応じて、

事業をなしましょう。

時は固定化されたものではないので、

つねに時の変化に応じた対策を考えましょう。

そうすることで、子孫に悪いことは残さないで済みます。

このことができれば、あなたは礼儀があるといえましょう。

礼儀とは結局、尊敬すべき人を尊敬し、

指導すべき人には指導をしっかり与える。

明らかに相手が礼儀を忘れた行動をしなければ、

目上の人にたてつくことはしない。

目下の人にも怒ったりどなったりしない。

ただ、それだけです。

これを読んでいただいている、

あなたには必ずできます。 

 

 



 

これが:『春秋左氏伝』からあなたへのメッセージです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


 

こんばんは!

 

草の根平和推進者 平高橋聡です。

 

今日はあなたに儒教の教典からメッセージをお伝えしましょう。


 

 

:『春秋左氏伝』昭公十五年

//

王はきっと天寿を全うできまい。

「楽しみ事で人は生涯を終わる」と私は聞いているが、

いま王は憂いを楽しんでいる。

憂いで生涯を終わるとは、天寿を全うできぬということだ。

王は一年のうちに妻子二人をなくし、三年の喪が二つも重なっている。

その折も折、弔問客と宴を開き、

さらに楽器を要求したのは、

憂いを楽しむことはなはだしく、

それに礼を合していない。

礼は王者の重要な規範である。

一挙にして二つの礼に反したのは、

重要な規範がないということだ。

言葉は典籍にもとづき、典籍は規範を記すもの。

規範を忘れていくら言葉を並べ典拠を挙げても、

何の役にも立たぬ。

//   岩波文庫 小倉芳彦訳

 

では、さっそくメッセージを取り出しましょう。

 

 

あなたは天寿を全うする気がありますか?

 

そう思うなら、楽しみ事を大事にして、

 

憂いを少なくして人生を送らなければなりません。

 

礼や規範というものを守りつつ、楽しみ事を大事にする。

 

難しいようですが、実はそうではありません。

 

規範の多少の逸脱は仕方ありません。

 

ただ、その逸脱に対して反省の心がなく、

 

憂いを持ち続けたまま人生を送るなら、

 

天寿は全うできないでしょう。

 

憂いにはきっちりと対応したうえで、

 

楽しみ事を楽しみ、人生を終える計画を建てましょう。

 

 



 

これが:『春秋左氏伝』からあなたへのメッセージです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


 


こんばんは!


草の根平和推進者 平高橋聡です。


日本の歴史学者、内藤湖南先生の著作を取り上げます。


内藤先生は独自の歴史観を持ち、京都帝大で教鞭をとり、


慧眼からくる様々な深い洞察を現在の世に残しました。


その内藤先生の著作「日本文化史研究」からのメッセージです。






『日本文化史研究』

//

もちろん日本は高句麗、三韓のごとく一度シナの領土となった後に

初めて民族の自覚をきたしたのではなくして、

単にシナ人が日本内地に移住し、

もしくは海上交通には民族形成以前から、

徳能をもっていた日本民族が、朝鮮シナの沿岸で、

シナ民族に接触して、それから民族形成の方法を学び、

多少は自発的に国家らしきものを創建したのであった。

//


あなたは日本の歴史について考えたことはありますか。


日本は国家としての歴史が世界で一番古いと


考えたり、言われたりしたことはありますか。


うぬぼれてはいけません。


日本はあくまでも、当時の文明の中心地である中国大陸から


文化を吸収し、はじめて国家としてなったのです。


日本独自で国家が形成したなどということがどうしていえましょう。


あなたは、しっかりとした歴史認識を持たなければいけません。


もちろん、日本が今の日本としてあるのは、


技術的にも精神的にもすぐれた人たちが今の日本を


形作って指導してきたからです。


ただ、だからといって自国の先人たちの功績を


ただ自慢するだけで、


他国の先人たちが形作った功績や文化を否定する


人間にはなるな。


客観的に物事をみようとする態度を捨てず、


真実の歴史、隠された歴史を明るみに出す努力を怠らず、


発掘しないといけない。




これがメッセージです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


 

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