哲学エヴァンジェリスト高橋聡の読書へのいざない

このブログでは、私が読んだ本のどういう点があなたに役立つかを明らかにします。 コメントは、気軽にいただければ幸いです。あなたのコメントは、私の糧になります。私のコメントはあなたの糧になります。 哲学エヴァンジェリスト 高橋聡

2016年12月

こんにちは
哲学エヴァンジェリスト高橋 聡です。

今日は芥川賞を受賞したこともある禅僧
玄侑宗久さんの著作からメッセージを抜き出しましょう。

 玄侑宗久『禅的生活』
//
こうして一歩歩くごとに自覚を新たにする私はエライ。
これを「歩歩是道場」と云う。

また他人の考えばかりをなぞっていた自分に気づき、
そのスポットライトを自分の内側に向け直すことを
「回向返照」と云う。
// ちくま新書

特に大事なのが回向返照という考え。
基本的にこの世界には自分がすべてオリジナルに
創造し開発したものなど何もないのです。

とはいえ、あなたもよく常識や他人の考えに
乗っかって発言していることもあるでしょう。
そのことに気づいたことはありませんか? 

ぼくは偉人のことばを使って語ることが多いため、
常にそうだなと感じています。
だから、ぼくなりのオリジナルのメッセージをそこに
組むこむように心がけています。 

なんらかのきっかけであなたが回向返照したとき
そのときがあなたのレベルアップのチャンスです。
 
自分の今までの考えから飛躍して、
次のステップへ進むことができます。

他人の考えをなぞってばかりいる自分に気づき、
自分の内面を探りいれるとき、あなたは必ず違和感があります。
でもその違和感を大事にして、進んでいきましょう。 

ケチ。イメージ悪いですよね。

どうもこんばんは、哲学エヴァンジェリスト高橋 聡です。

ルネサンス期のイタリアは政治的にとても混乱し、
外国からも侵略されまくりの地域でした。
統一国家などはなく、文化こそ栄えてはいても
政治的安定を望むべくもない状態。
そんなときに出てきた政治思想家がマキアヴェリです。

今回はマキアヴェリの『君主論』から
リーダーたる者はケチたれという彼の名言を見てみましょう。

//
要するに君主が、
鷹揚だという美徳を誇示して、世間に認められようとすると、
自分が傷つけないわけにはいかない。
そこで英邁な君主は、ケチだという評判など、
少しも気にかけてはならない。
それは、君主の節約心によって、
歳入が十分に足りて、
外敵から自分を守ることができ、
民衆に負担をかけずに大事業に乗り出せる人物だと知れれば、
時がたつにつれて、この君主は、
おおらかだとの評判をいっそう高めるからだ。
こうなれば、君主は、
なにひとつ物を取り上げたりせずに、
数多くの人々に鷹揚にふるまったことになり、
少数の者になにもやらずに、
けちをおしとおして、それですむことになる。
// 中公文庫 池田廉訳

鷹揚とは太っ腹なこと。
普段はケチして、
大事業をなす際にどかんと使える人間になれ、
そういうことです。
そうすれば、自分の取り巻きに与えるだけではなく、
いろんな人たちに太っ腹に振る舞ったのと同じことになるんです。

冷酷冷徹な思想家としてイメージが強い
マキアヴェリですが、実際は君主論には
いいことがいっぱい書いてあります。
これを読んでる方も是非読んで見てくださいね。

哲学エヴァンジェリスト 高橋 聡 

みなさん、こんばんは。

哲学エヴァンジェリスト高橋 聡です。
草の根平和推進者 平高橋聡から改名しました。

ひさびさの記事投稿ですがお願い致します。

さっそくブッダのことばを見ていきましょう。

//
実にこの世においては、
およそ怨みに報いるに怨みを以てせば、
ついに怨みのやむことがない。
耐え忍ぶことによって、怨みはやむ。
これは永遠の真理である。
// 感興のことば14:11 岩波文庫 中村元訳

この世界では怨みに怨みで返せば、
怨みは永遠に続いてしまう。
怨みに怨みで返さず、耐え忍ぶことで
怨みはやむ。
これこそが永遠の真理だ。

当たり前のことを言っていますが、
このことを認識している人はあまりにも少ないのではないでしょうか。

その認識をもてば、
怨みで返す前に立ち止まって耐え忍ぶことができるでしょう。

ブッダの真理のことば、感興のことばは
とても役立つブッダのことばが収められているので、
これを読んでるみなさんもよんでみてくださいね。

 

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