こんばんは!
 
哲学エヴァンジェリスト 高橋聡です。

ちょっと日は空いてしまいましたが、
はキルケゴールのことばから、あなたの抱えている問題は、
他人の問題でもあることについて学べました。


今日のメッセージは「哲学はわかりづらい文章をわかりやすくするもの」である、ということです。

今日はウィトゲンシュタイン前期の主著である
『論理哲学論考』からメッセージを取り出しましょう。

早速引用します。難しいですが、一度読んでみてくださいね。

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』4.112
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哲学の目的は思考の論理的浄化である。
哲学は教説ではなく活動である。
哲学的著作は本質的に解明からなる。
哲学の成果は「諸々の哲学的命題」ではない。諸命題が明晰になることである。
哲学の行うべきことは、哲学がなければいわば曖昧模糊たる思考を明晰ならしめ、
思考の輪郭を明確ならしむることである。
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どういうことでしょうか。

あなたへのメッセージを直接取り出しますね。


哲学、つまり知恵を愛することとは、思考のいらないところを浄化して取り除くことにある。

あなたは不純物の混じった知識を、知恵に浄化する活動をしているなら、
それは哲学しているのだ。

哲学はただの説明や教えではなく、活動なのだ。
どういう活動かというと、問題の解明をすることだ。

あなたは、活動しており、何らかの社会的な問題や個人的な問題を解決しようとして、
それを明るみに出しているなら、やはり哲学しているのだ。

ほんとうの哲学が成し遂げるべきものは、文章を並べることではない。
そうではなく、いろんな文章の間の関係を明晰にすることなのだ。

意味ある文章があるなら、その間の関係を考え、人に説明できれば、
必ずあなたは人や社会に役立つことをしている。

あなたの哲学は、他の人ができないことや考えを明確にして、それに意味づけを与えることだ。



わかりましたか!

哲学など考えたことがなくても、
あなたはすでに自分や社会の問題を考え、行動している。
それに明らかにしようとする視点があれば、
もうすでにあなたは哲学をしているのです!

だから、哲学は易しくて実用的なものなのです!

一見人がわからなくて、あなたがわかる文章を説明してみる、
それだけで哲学的営みの一部を
行っているのです。

別に誰でもできることでしょう?あなたにできないはずがありません!
あなたも積極的に哲学的営みをこれからもどんどん行ってまいりましょう。

以上、哲学エヴァンジェリスト高橋聡でした。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!あなたと出会ったことに感謝します。

論理哲学論考 (岩波文庫)
ウィトゲンシュタイン
岩波書店
2003-08-20